夢の舟唄

備忘録にしたいと思っています

幻覚系の百合が好きだ

※タイトルのまま

少女と少女の幻覚、空想の中にだけ住んでいる少女の恋愛に言い知れぬ浪漫を感じます。

誰も踏み込むことが出来ない閉ざされた秘密の花園。だけど実らない恋。いいですよね……。

有名なところだと『思い出のマーニー』とか『夜行』の第三夜「津軽」なんかが幻覚系百合だと思ってます。(偏見)

ただこの幻覚系百合、幻覚の少女は幻覚を見ている少女をずっと愛し続けているけれど、現実にいる少女は変わっていってしまうし、新たな人間関係に飲み込まれて行くのですよね。それでも幻覚の少女は現実の少女を待ち続ける。

切ない……。

少女が幻覚だと分かってるのもいいし、少女が幻覚だと知らずに周りに気付かされるやつも好きです。

そんな短文でした。